夜明けの灯火亭

鳴瀬浩哉の世界樹の迷宮関連の物置。たまにSSも投げます

オルトロスの新しい仲間が

増 え ま し た (白目剥く)

アカネを追ってヤシマから来た男の娘傀儡アオイ
ランドルフ隠し子養子レキシントン
妹姫と親友である宰相の息子、乳母の娘を探す亡国の王子ジー

の三人でございます。

アコ「レキちゃん以外これまたケッタイな人たちですねぇ」
クリストフ「なんでうちは訳ありっぽいヤツらの駆け込み寺になってるんですかね(遠い目)」

 

アオイ(ドクトルマグス 外見17歳くらい 青年爽清)

「アカネ~っ! あの方の代わりに会いに来たよ~っ!」
「僕は僕が可愛いと思うから、こんな装束でいるのさ。
 どうだい? 可愛いだろ?」
「ヤシマのカンナギの力、見たいかい?」

ヤシマからアカネを追ってやって来た女装の青年。
実は帝の記憶と能力を転写した影武者である傀儡人形。球体関節人形に幻術をかけ、生きた人のように見せかけている(触覚もごまかす)。
ヤシマから動けぬ帝の代わりに、アカネを守護するべく探していた。
女装しているのは「その方が自分が可愛いから」。きちんと男としての装束を纏うと若ショーグンになる。
人を喰ったような態度の、飄々とした青年。アカネには「あの方はこんなに軽くない」と言われる。

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レキシントンエセックス(ナイトシーカー 16歳 少女和やか)

「……なんか、変なの連れてきちゃった。ごめんなさい」
「おとうさんにも会いたいけど……アステルやエルにも会いたいなぁ」
「この服装? ばーちゃんの趣味」

ランドルフの隠し子もとい養女。数年前、自らの死期を悟った元彼女から託された娘であり、血の繋がりはない。
ランドルフたちがエトリアを旅立った二年前からランドルフの母エリザベートに預けられていたが、エリザベートが店(冒険者の酒場兼宿屋)を畳んだことで自立。あちこち彷徨っていたが、アオイの護衛を引き受けてマギニアに乗り、タルシスでちょっとだけ一緒に冒険したことのあるクリストフたちと再会。
愛称はレキ。大人しいが、自己主張はしっかりする。

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ジークフリートニーベルングパラディン 21歳 青年冷淡)

「我が王家は、竜殺しの一族。……それでも国の滅亡は、防げなかった」
「私一人が生き残っているとは思えん。きっと……アルヴェルもコレットも、妹も、無事でいるはず」
「今度こそ、守ってみせる……!」

今はなき北の小国『ネーデルラント』の第一王子。数年前隣国に滅ぼされ、彼も処刑される前日に、臣下の手で逃される。
そのすぐ後に、妹が嫁がされた隣国から逃亡したこと、年下の親友である宰相の子息と乳母の娘である医術士が無事であることを知り、何時かの再会を願って当て所ない旅に出る。
生真面目で融通の効かない性格。こっそりアコの餌食。

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