夜明けの灯火亭

鳴瀬浩哉の世界樹の迷宮関連の物置。たまにSSも投げます

2周目ギルド『アルスター』

 2周目Heroicで進めてる『アルスター』の面子。現在裏ダンジョン攻略中。

様々な恋愛模様が渦巻いてるけど昼ドラ的展開はあるのだろうか、多分ない。

 

 

 

リアナ=アリアンロッド(ヒーロー/ガンナー 17歳 少女ボクっ娘
好きなお菓子︰アイシングでデコったクッキー

「ここはボクに任せてッ! 大丈夫、ボクならできるッ!!」
「エリオットくん……いつか、ちゃんと話してくれるよね……?」

「お守りが……ボクのお守りがないぃぃ……(おどおど)」

 

小さな田舎町、アルスター出身の少女。
幼少期は大人しくて引っ込み思案、内気そのものという性格だったが、ある少年に声をかけてもらって以来、少しずつ活発な性格になっていく。
しかしその少年は、病気の母を亡くしたことで父とともに街を去る。その少年──エリオットが去り際にくれたのは、中心に青玉がはまった手作りの木彫りのペンダント。
別れの寂しさに泣きながら、強くなることを彼に誓う。ペンダントを勇気のお守りとして。いつか彼に再会したときに、強い自分でありたいと願い、その為に研鑽を積んだ結果がヒーローの力の開花だった。
親の反対を押し切って冒険者になり、マリエルと出会ってマギニアに辿り着いた彼女に待っていたのは、アクの強い仲間と、……幼馴染と思しき夜賊の少年であった。

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エリオット=アガートラム(ナイトシーカー/インペリアル 17歳 青年オネエ、素の状態では青年真面目)
好きな暇つぶし:錠前いじりと砲剣の手入れ

「んっふっふっ〜、アタシに任せときなさいッ……あぁダメだ疲れる……。何でこんなキャラにしたんだ僕は……!」
「参ったなぁ。まさか記憶喪失とはね……。それに、あんな穏やかな姿見せられちゃ、刃が鈍るじゃないか」
「……リアナ、ごめん。今は何も言えない」

幼い頃から旅に生きる、元剣士、現夜賊の少年。どこか憂いを感じる中性的な美男子だが、口を開けばその雰囲気が0.2秒で崩れ去るオカマ。ただまったく板についておらず、よく素の口調に戻る。素の彼は大人しくて礼儀正しい少年。
元はアルスターという小さな街に住んでおり、病気がちの母を亡くしたことで、七歳にして元冒険者の父ヌァザと共に街を出る。その後父とあちこち渡り歩いていたが、10歳の頃に父が魔物と相打ちになって死亡。訃報を聞いて途方に暮れていた彼の身元を、新米冒険者だった巫術医の少年が引き受ける。
その5歳年上の巫術医──シザーリオから冒険者のイロハを習い、また父から教わっていた剣技を活かして徐々に冒険者として台頭していく。
しかし14歳のある日、探索した遺跡の最奥にてシザーリオが何かの封印を解き、それに乗っ取られて姿を消す。その直前のシザーリオの態度の変化に戸惑っていたエリオットは、彼が残したメモから、その遺跡に眠るモノの大まかな正体と、シザーリオが力を求めて解き放ったことを知る。
もしそのせいでシザーリオが危険な存在となったなら、自らの手で始末しなければならない。
そう決意したエリオットは、剣士としての自分を捨て、夜賊に転職。
腕を磨きなら辿り着いたマギニアで、シザーリオとそっくりな人物を見かけて後をつけてみると、女の子二人組に声をかけている。しかも一人は大きくなっても面影を多分に残した幼馴染の女の子。
ブレアスと名乗る彼の動向を監視、場合によっては暗殺すべく、エリィと名乗り鬱陶しいオネエキャラを装い、一人足りないそのギルドに絡みに行く。

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マリエル=ネヴァン(ガンナー/ショーグン 16歳 少女軍人)
好きな時間:リアナと同じベッドに入る瞬間

「うるさいッ! リアナは私が守るッ! 貴様等の手など借りるものかッ!!」
「リアナ、見捨てないで……。リアナがいないと、私……!」
「……お前たちを信用しても、いいんだよな?」

傭兵集団『ネヴァン一家』の頭領の娘。自身も10歳から銃を握り、戦場に立ってきた。
ある戦場にて重症を負いそのまま打ち捨てられ、森に逃れて死を待っていた彼女を助けたのはリアナだった。
優しく手を差し伸べられるという初めての体験に、リアナに恋心を抱いた彼女はそのまま戦場からドロップアウトし、リアナについて旅に出る。
過去、父の部下である傭兵たちから度々強姦された(父が許した)経験から極度の男嫌いで、パーティの仲間ですらなかなか信用しない。エリオットに至っては「リアナを誑かす邪魔者」くらいの認識でおり、いつか排除する気でいる。同時に、母を思い出すから自由な雰囲気の女性も嫌い。極度の人間不信であり、リアナに強く依存している。

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ブリジット=ダグザ(プリンセス/ファーマー 18歳 少女お嬢様)
好きなアロマ:ラベンダー(ロウソクではなくアロマオイル)

「うふふ……楽しいですわね、人の心の機微を見ているのは。巻き込まれるのもまた良し、ですわね」
「あの方が幸せでいれば、わたくしはそれで良いのです。今更、追いかけようなんて……思っていませんから」
「もう、マリエルったら、素直にモフらせなさいな?」

アーモロードでも有数の商家の令嬢。表向きは「暇を持て余した&記憶喪失の従者の記憶を探る」ため執事を伴って旅に出た。
幼い頃から家同士で定めた婚約者がいたが、嫁ぎ先(予定)がアーモロードの冒険者バブルを見誤り多額の借金をこさえたこと、それをブリジットの持参金で埋めようとしたことから父の怒りを買い婚約破棄。諦めきれなかった婚約者当人が冒険者となって一山当てる! と言い出しアーモロードを出奔。
家同士の取り決めとはいえ、彼にそれなりの好意を抱いていたブリジットは、帰ってこない婚約者に思いを馳せると同時に冒険者なるものに並々ならぬ興味を抱く。
かくて、記憶喪失の執事ことブレアスを供に、マギニア冒険者募集にのることに。

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ブレアス(ドクトルマグス/リーパー 20代前半 青年冷静)
好きな舞台:ちょっとくだらない大衆演劇

「お嬢の障害になるものは、すべからく排除する」
「……今の私を作ってくださったのは、お嬢だ。そのお嬢の為に、私は存在している」
「……ごめん、エリオット」

ブリジットの背後に付き従う、すべてを超越したような雰囲気を醸し出す妖美な男。ブリジットに絶対の忠誠を誓っており、彼女の身の安全を最優先に考える。
数年前、雪山で倒れていたところをバカンスに来ていたブリジットに拾われ、保護される。
本名はシザーリオ=エラーハ。
7年ほど前、冒険者として独り立ちした直後、立ち寄った街で巻き込まれた魔物騒ぎにて、親を失った少年を成り行きで保護(彼の父親を担ぎ出しておきながら、その人を見捨てて助かっておいて、その子に責任も取らず立ち去ろうとした大人たちに憤りと理不尽を感じたことで)し、その少年──エリオットとコンビを組む。
エリオットの、そして自分の成長を感じつつ順調にやっていたが、ある魔物と対峙したときにエリオットが自分を庇って重症を負い、それに負い目を感じた彼は力を求めるようになる。
ヒトを進化させる力を追い求め、手にしたその力を取り込んだとき理性を失い、止めようとしたエリオットを振り払い、暴走したまま空へと飛び出してしまう。
やがて力尽き、雪山でブリジットに保護されて再び目覚めたときには、自身に関する思い出も、人格すらも失っていた。
ほぼ廃人に近い彼を献身的に介護し、今の名前と人格を形成してくれたブリジットに恩義を感じ、身を呈してでも守護する所存でいる。
エリオットと再会したことで、僅かずつだが記憶を取り戻している。

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